2012年6月3日日曜日

読書日記

その他、Dying to be Me という、ダイアーの本にとりあげられていた臨死体験を書いた本を読みました。臨死体験といっても天使やマスターが出てくるものではなく、「すべてと一体になった意識」について書かれています。その体験から戻ってくると、なんと末期ガンがあっという間に全治してしまったそうです。

それから、アーシュラ・ル・グイン(あの、「アースシー・シリーズ」のファンタジー作家として有名な人ですが)が訳した「老子」の英語訳という本を読みました。これはとても詩的な訳でした。加島さんの奔放な訳とは全然違いますが、いろいろな訳を読み比べるのはおもしろいですね。ただ、日本語ではあまり選択肢がありません。加島訳以外は学者の訳しかありませんから、英語訳のようにいろいろ読み比べる楽しみはあまりありません。私も英訳を楽しもうかと思います。(日本語でもう少し「ふつう」の訳を読もうと思ったら、講談社学術文庫の金谷治訳がいいでしょう)

洋書はこれからできるだけキンドルで買おうと思ってます。
それはやはり、本が増えすぎて困るからで、電子書籍なら場所はとりません。それに朗読もしてくれますし、辞書も引ける、とメリットが多いです。いらなくなったら削除するだけで、しかもいつでもダウンロードし直して読むことができますからね。もっと早く買えばよかったと思います。
日本語の電子書籍市場ももっと広がるといいんですけどねえ。

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